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矢田駅(やだえき)は、愛知県名古屋市東区大幸1丁目にある名古屋鉄道瀬戸線の駅である。 == 歴史 == 瀬戸線開業時の始発駅である。ただし、当時の矢田駅は矢田川への架橋工事の遅れから設置された駅であり、現在と場所が異なる。 多くの路線が乗り入れ、また本数も多い大曽根駅が比較的近い距離にあることから以前から乗降客が少なく、栄町乗り入れ以前には、朝夕のラッシュ時以外、普通も通過していた時代があった。日中の普通は40分間隔で、3本に1本しか停まらないため2時間に1本であった。また、駅集中管理システムが各駅に導入されるまで、瀬戸市役所前駅とともに長い間瀬戸線では数少ない終日無人駅であった。 1997年(平成9年)にナゴヤドームが開業するとナゴヤドームに最も近い最寄り駅となったため、プレハブの簡易駅舎や瀬戸方面ホームの屋根の設置、案内看板の増設などの駅設備の整備が行われた。ナゴヤドームで野球の試合などが行われるときは大曽根駅からの駅員が臨時に派遣されて配置され、急行や準急の臨時停車も行われていた。 その後、名古屋市営地下鉄名城線・ゆとりーとラインのナゴヤドーム前矢田駅が開業したため、最寄り駅の座は譲り渡したが、現在も尾張旭・瀬戸方面からナゴヤドームへ向かうために、普通列車を利用して当駅で下車する乗客もいる。この間が住宅街のため、ナゴヤドームを本拠地とするプロ野球チーム・中日ドラゴンズの公式HPでは大曽根駅を使用するようアナウンスしている〔中日ドラゴンズ 公式サイト - アクセスガイド 〕。 現在の駅舎のうち、尾張瀬戸方面の駅舎は駅北側の道路工事に伴い、2004年3月1日に少し東側に移転し、改築されたものである。名古屋本線などのトランパス対応の無人駅と同じデザインの駅舎が整備されたが、この時点では自動改札機などは設置されなかった。 2006年(平成18年)、瀬戸線にトランパスと駅集中管理システムが導入され、当駅にも両方面の駅舎に自動改札機等が設置された。栄町方面の駅舎の改築も同時になされた。 * 1905年(明治38年)4月2日 - 開業。 * 2004年(平成16年)3月1日 - 尾張瀬戸方面の新駅舎使用開始。 * 2006年(平成18年) * 8月10日 - 駅集中管理システム導入。 * 12月16日 - トランパス導入。 * 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。 * 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「矢田駅 (愛知県)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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